!第十六回 午燎原之战(16-3)
に送り届けた後、一人で亥卫山を目指していた。 途中で歩き疲れ、路傍に腰挂けて休んでいると 「李秀ではないか。お前、长安にいたのではなかったか」 堂々とした伟丈夫に声をかけられた。李秀は、惊いて飞び上がる。 「师父!郭子仪师父じゃないですか。こんなところで会うなんて」 郭子仪は乗っている马を指さして 「とにかく乗れ。食事でもして话そう」 二人は駅亭街道に设けられた宿泊所まで移动した。 食事をしながら、李秀はこれまでの経纬を话した。 「ほう、太史监の仕事で魔星とやらを、な。にわかには信じられぬが、お前の旅装束を见ると、嘘ではないのだな。早く仲间と合流できることを祈るぞ」 郭子仪は优しかった。李秀はほほ笑んで颔き、师に讯く。 「师父はどうしてこちらに?」 郭子仪は、じっと黙ってから、厳しい目つきで告げた。 「讨伐だ。お前たちが出会った、秦典枢の」 「えっ」 李秀は、茶碗を取り落とした。